知らないと損!マイホーム購入時に得するお金の制度「節税&給付金」

長期優良住宅という言葉をご存知ですか?
わかりやすく言うと、「この建物は長持するし、ぜったい安心だよ」という国土交通省のお墨付き住宅。厳しい基準をクリアした物件だけが認められていす。つまり、実際に構造躯体は100年使用できるし、大きな地震が来ても壊れない、将来の間取り変更もしやすい、などなど... さまざまなことが保証されています。さらには節税のメリットも。

長期優良住宅のメリット
①住宅ローン控除

住宅ローン控除とは、居住用の家屋で住宅が床面積が50㎡以上、店舗等併用住宅の場合には、床面積の2分の1以上が居住スペースであること、借入金の償還期間が10年以上であること、合計所得金額が3000万円以下である場合に税務署に確定申告をすることによって受けられる所得税の控除です。
 長期優良住宅の場合、住宅ローン控除の控除対象借り入れ限度額の優遇があり、一般住宅が4000万円のところ長期優良住宅は5000万円まで引き上げられます。控除率は1%のため、5000万円の1%が一年の控除額となります。最大控除額は10年間で500万円です。

②不動産取得税
不動産取得税とは、土地や家屋を購入したり、家屋を建築したりして不動産を取得したときにかかる税金です。 有償であろうと無償であろうと、登記があるかないかにかかわらず、売買・贈与・交換・建築(増改築含む)などによって取得した場合にかかります。課税標準から一定の控除額を引いた後に、3%の税率をかけて算出されます。
 一般住宅の場合1200万円控除なのですが、長期優良住宅の場合1300万円の控除を受けられるため、税金が減額されます。

③登録免許税
登録免許税とは、例えば新築した場合、所有権保存登記というものを法務局に行います。一般住宅の場合不動産の価格に対して0.15%の税金がかかりますが、長期優良住宅の場合0.1%に優遇されます。その他所有権移転登記についても軽減されます。

④固定資産税
固定資産税ですが、床面積が50㎡以上280㎡以下の場合に、一般の戸建の場合3年間、減額される措置があります。長期優良住宅の場合、一戸建てで5年間、2分の1減額になる優遇を受けることができます。

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